磐越道21人死傷事故 “事故前から危険な運転”生徒が証言
福島県で14日、磐越自動車道でバスが対向車線に侵入し、対向してきた乗用車と衝突。バスには40人ほどが乗っていたが、21人が死亡、18人が重軽傷を負った。警察は運転手の男を事故の原因を詳しく調べている。
事故を起こしたバスは、福島県立小野高校の女子バレー部が練習試合の会場への移動中のバスだった。バスには女子バレー部員と部の顧問などのほか、運転手以外にバス会社の社員が同乗していた。対向してきた乗用車には母親と娘2人が乗っていた。
生徒が証言した内容によると、事故前にバスは左側の車線から右側の車線に大きく蛇行していた。また、運転手が急なアクセル操作を繰り返していたため、生徒たちが「運転が危険だ」と感じていたという。
生徒は「バスが激しく揺れたり、急ブレーキを掛けたりしていた」と話している。また、「運転手は右側の席に座っていたように見えた」、「運転が不安定で、車線の間を正しく走っていなかった」とも証言している。
バスが事故を起こす約20分前に、バス会社の社員は運転手に対して「運転が不安定である」と感じ、運転手と言葉を交わしていたことがわかった。社員は「運転手が『大丈夫、慣れている』というようなことを言っていた」と証言している。
この事故を受けて、国土交通省はバスを運行する会社に対し、運転手の運転技術や安全対策について調査するよう指示した。バス会社は「事故の原因を調べるために、内部に調査委員会を設置する」と声明を発表している。
警察は事故の原因を詳しく調べ、運転手に対する処分について検討を迫られている。事故の捜査は、運転手の運転状態や、バス会社の安全管理体制などを調べることになる。事故は多くの人に影響を与え、社会全体が安全な交通を求める声が高まった。
この事故を受けて、バスを利用する人も心当たりがないか、乗車前の運転手の体調や運転状況に注意する必要がある。バス会社や国土交通省も安全対策を強化し、再発防止に取り組む必要がある。事故が起こらないために、運転手やバス会社、利用者などすべての関係者が安全対策に協力することが重要である。
出典: NHK
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