実行役とされる16歳の少年1人を強盗殺人罪などで起訴 栃木の事件



栃木県警は先月、栃木市のアパートで住んでいた女性が殺害された事件で、16歳の少年1人を今日、強盗殺人罪などで栃木地方裁判所宇都宮支部に起訴しました。

県警によると、9月26日午後4時頃、栃木市のアパートの部屋で、71歳の女性が血を流して倒れているところを近くの住人が見つけたということです。この女性は搬送先の病院で死亡しました。

捜査の結果、栃木県警は、事件の実行役とされる16歳の少年を10月17日に逮捕しました。少年は、事件当時18歳未満でしたが、殺人などの罪で懲役13年以上の判決を受ける場合は、刑の対象年齢を下げて18歳未満の人も起訴できる「重い刑のある罪」です。

栃木県警によると、少年は、事件の当日に、別の場所でお金を借りていた男性を刺してけがをさせ、事件の前日に、栃木市のスーパーで商品を買わずに店を出ようとした女性を刺してけがをさせました。少年は、今月1日までに、強盗殺人罪など4つの罪で起訴されました。

栃木県警は、少年が1人で事件を起こしたかどうか調べるとともに、少年の生活や考え方などを詳しく調査して、事件の原因を明らかにしようとしています。

栃木市のアパートでは、事件が起こる前から、少年が不審な行動をしていたという情報がありました。警察庁は、事件が起こる前に、警察庁などの「不審者110番」に電話して、警察が対応することができるようにしていました。県警は、少年が不審な行動をしていたことを早く知っていれば、事件を起こさないようにすることができたかもしれないと考えています。

この事件では、被害者の遺族が少年に「命は取り返せない」と憤怒の声を挙げていて、事件が起こった栃木市では、住民が不安を感じている状況です。事件で被害を受けた人たちに、心からの哀悼とご遺族に心からのお悔やみを申し上げます。これからも警察庁や刑事施設が、事件の被害者に対する支援を強化し、同様の悲劇が二度と起こらないようにしていくことが必要です。


出典: Asahi

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