日本製鉄元社員ら詐欺容疑で逮捕 架空発注でキックバック繰り返す?
東京地方検察庁は6日、日本製鉄の元社員2人とその関係会社2つを、会社法違反の疑いで逮捕した。同社で大手の建材メーカーへの架空の発注を行い、実際には存在しない材料の代金を同社から受け取り、元社員らが多額の利益を得ていた疑いがある。
逮捕されたのは、日本製鉄で経理担当として働いていた45歳の男性と、同社を退職した後に独立して建材販売会社を営んでいた46歳の男性の2人。同社は建材の開発を手掛けており、これらの建材を大手の建材メーカーを通じて販売していた。
東京地検によると、2008年から2018年にかけて、45歳の男性は日本製鉄における大手の建材メーカーへの架空の発注を行い、実際には存在しない材料の代金を同社から受け取っていた疑いがある。同社は、建材の販売について大手の建材メーカーと取引を行っており、この際に架空のMaterialsの発注を行っていた。架空の発注を繰り返すことで、多額の資金が流れ込むよう計画していたとみられる。
また、逮捕された46歳の男性は、同社から退職した後、建材販売会社を立ち上げ、同社から多額の金銭を受け取っていた。同社の元社員であった46歳の男性は、この建材販売会社を通じて利益を得ていた可能性がある。
また、この事件に関与しているとして、東京地検は関係会社の経営者の責任者2人も逮捕している。同社の経営陣は「事実関係を調べる中であり、現在はコメントすることはできない」としている。
東京地検は、この架空発注によって多額の資金が流れた可能性があるとして、関係者に対する捜査を進める方針である。また、建材メーカーへの影響についても調べている。
日本製鉄は「関係者への影響を心配しており、内部的な調査を進めており、社会的な信頼を取り戻すために努める」と述べている。
この事件は、企業の内部的な不正行為が、多大な被害をもたらす可能性があることを示唆しており、企業のコンプライアンスに新たな問題を提起している。
出典: Asahi
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