アフリカのシエラレオネに拠点を置く組織が、日本人に電話やメールで架空の商品やサービスを売り付けた特殊詐欺にかかわった疑いがあることが明らかになった。兵庫県警察は9日、シエラレオネに住んでいる日本人を含む9人を詐欺容疑で逮捕した。捜査関係者によると、被害額は日本円で約23億円になる可能性がある。
逮捕されたのは、シエラレオネに住んでいる30代の日本人男性と、シエラレオネ国内の複数の場所に住んでいる8人の日本人だ。兵庫県警察によると、組織は2020年4月から2022年3月にかけて、主に60代から80代の高齢者を標的に、架空の商品やサービスを売り付けた疑いがある。
組織は、被害者に電話やメールで、架空の投資商品や医療機器を売り付けていた。被害者は、架空の商品やサービスを購入するために、日本からシエラレオネの組織に多額の金銭を送金していた。組織は、送金された金銭をシエラレオネ国内の銀行口座に振り込んだ後、資金を流用していた。
兵庫県警察は、シエラレオネ政府と協力して捜査を進めてきた。組織の関係者が日本国内にいたことが判明したため、9日に逮捕状を発付し、9人を逮捕した。警察は、組織の構成員がさらに多数いる可能性があるため、捜査を続ける方針だ。
特殊詐欺は、被害者が多大な金銭的損失を被ることが多く、被害者やその家族に多大な影響を及ぼすことがある。兵庫県警察は、シエラレオネ政府と協力して、特殊詐欺にかかわる組織を摘発し、被害者を保護するための対応に尽力する。
被害を受けた方は、すぐに警察や捜査機関に連絡をください。被害を受けた方の多くは、高齢者で、電話やメールでの交渉に慣れていない人が多く、被害を受けた際に適切な処置を取ることが難しい場合があるため、家族や友人に相談し、警察や捜査機関に連絡をしてください。兵庫県警察は、被害を受けた方に、被害の届け出や支援に関する情報を提供するため、被害者サポートデスクを設けています。
特殊詐欺は、被害者を選別するための巧妙な方法が用いられている場合があるため、被害を受ける危険性が高くなっています。被害を受けないためには、以下のような注意が必要です。
* 不可思議なものや、高額なものは、信頼できる情報源からではなく、メールや電話から来ている場合が多いです。
* 金銭のやり取りは、銀行の振替やクレジットカードの利用が一般的ですが、現金の送金は、被害を受ける危険性が高くなります。
* 金銭的な情報や個人情報を第三者に提供しないでください。
* 不可思議なものや、高額なものに注意してください。
兵庫県警察は、シエラレオネ政府や他の捜査機関と協力して、被害者を保護し、特殊詐欺にかかわる組織を摘発するための活動を続けるため、ご協力とご支援をご賛同いただければと思います。
出典: Asahi
0 コメント